キャリア開発のマイルストーンに。ｉＴｒａｉｎ＜アイ･トレイン＞のＩＴ資格取得

　第一線のＩＴプロフェッショナルであってもしっかりとしたキャリアプランを持ち、具体的なスキルアップ
の目標を持っていないと、日々の業務に追われて、自分自身の目標を見失いがちです。
　自分の描くキャリアプランにあわせたスキル開発、そしてその節目に「資格取得」と言うチェックポイント
を置いて、達成の度合を図り、計画とのズレがあれば修正する。
　いわゆる「Ｐ→Ｄ→Ｃ→Ａサイクル」の「Ｃ（Check）」のための具体的且つ客観的な指標として、資格は
とても有効だと言えます。

　たとえば毎日のように操作しているWindows XPについて、一通りの管理機能やトラブルシュートに
関わる情報を、バランスよくマスタする最善の方法として、どのようなことが考えられるでしょうか？
　またネットワーク管理者が、その対象となる製品の効率の良い設定方法や管理ノウハウについて、
製品のベンダの意向を踏まえた上で、体系的に習得する方法は？
　資格試験の合格レベルに求められる知識は、基本的には（＊）ベンダ側から見て「必須」の知識であり
情報であるはずであり、「先ずこれだけは押さえておいてほしい」スキルであるはずです。
　事実某ベンダは、Ｗｅｂサイト上のサポート情報内にある、トラブルシューティングに有用な情報に関する
問題を試験に多数出題する一方で、重要でありながら日常業務内では網羅し切れない管理機能などを、
総覧することを要求する問題も多数出題しています。
　資格取得には、まさに体系的な知識の定着が必要とされます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊中には意地悪としか思えない問題もありますね

　学生の方々が、自分の仕事やキャリアのことを考える時に、「自分について知る」ことと「業界・職種に
ついて知る」ことから始まるわけですが、そうは言っても「ゴールまでのプランを立て、具体的な行動に
移す」ことは誰にとっても容易なことではありません。
　もしもＩＴ業界に興味があるなら、資格を取ることから始めてみる。
　「どのような資格があるのか？」「ＩＴプロフェッショナルと呼ばれる人には、どのような職種があるのか？」
”業界”や”会社”と言った大きな単位から入らずに、”職”というより自分がこれから向き合っていくものに
目を向けて、そこからキャリアプランを確立するための第一歩を踏み出す手もあるのではないでしょうか。
　